「心 つかれていませんか」
近年、社会環境の変化や職場の人間関係などにより、ストレスに悩む労働者の方が増えています。最近の厚生労働省の調査では、精神的な疲れを感じている労働者の割合はなんと7割。精神的な疲れが長く続くと、さまざまなストレス関連疾患の原因となります。一般にストレスによる体調不良は、その原因がわからず、一人で悩んでおられる方が多いようです。
「こんな症状があらわれたら、注意信号です!」
- 気分が沈んで意欲がでない。
- 食べ過ぎることが多くなったり刺激物が欲しくなる。または食欲が低下する。
- 些細なことでイライラして怒りやすくなったり、緊張しやすくなる。
- 仕事の能率が悪くなる。
- アルコールの量が増える。
- 職場で人を避けるようになる。
- 体調が悪く感じ、いろいろな病院で看てもらっても原因がわからない。
- 睡眠障害(寝つきが悪いか、早朝覚醒がある。)
まずは自分自身を見つめて、ストレスがあることを自覚することが大切です。ストレスがあることに気付くことができましたら、ストレスのもとになる具体的なことへの対処や、休養をとって発散することでストレスは軽くすることができます。こうした職場での課題を早期に発見し対応することで、職場で働く人々はより生き生きと快適に働くことができるはずです。
何らかの問題があると思われた方は、保健センター、カウンセリングセンター、その他記載されている相談窓口、医療機関と何らかの相談をされ、早めに適切に対処されるようお勧めします。