学校法人同志社は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反に関して、再発防止と社会からの信頼回復に向け、2016年9月にコンプライアンス機能の強化とチェック体制の整備等について基本方針を定め、取組みを進めてきました。2016年度には、コンプライアンス推進委員会の設置のほか、監事1名の常勤化及び内部監査室職員の増員により、監査機能の強化・充実の基盤となる体制強化を図りました。
2017年度は、前年度から継続する取組みに加えて、下記のとおり、コンプライアンスの徹底とそれを貫徹するガバナンス強化に向けての新たな取組みを進めています。8月末までの取組みの進捗状況を反映した関係資料と合わせてお知らせいたします。
記
1 コンプライアンス機能の強化
(1) 法務部門の設置
法務室設置計画(概要)〔PDF〕
(2) コンプライアンス推進室の設置
コンプライアンス推進室設置計画(概要)〔PDF〕
2 ガバナンスの改革
理事会の審議の活性化を図るために、理事会及び担当理事会のあり方を見直します。理事会については、理事による建設的な議論・意見交換が担保できるよう審議の活性化を図ります。また、理事長の機能を推進し、理事会の円滑な運営のために設置する担当理事会に関して必要な事項を定める「同志社担当理事会規程」、「学務理事及び財務理事の職務分掌等に関する規程」を新たに制定し、理事長が学校法人を代表してその業務執行の最終的責任を果たせるよう、常務理事を通して理事長の統制を効かせる体制とします。
さらに、法人及び大学の事務組織のあり方についても見直し、法人の管理運営業務(総務・財務・施設関係業務)について、大学の部長による法人部部長の兼任体制を解消し、責任体制を明確化します。
2017年9月6日
学校法人 同志社