2010.11.13
同志社創立135周年記念 能「庭上梅」名古屋公演を開催しました
11月13日(土)16時から、愛知県名古屋能楽堂において、同志社創立135周年記念 能「庭上梅-新島襄を讃えて-」が開催された。公募のうえ抽選で決定した一般や卒業生の方々など約600名の来場者があった。 「庭上の一寒梅 笑ふて風雪を侵して開く 争わず又力めず自ら占む百花の魁」 今回は、2005年の今出川校地寒梅館での初回上演、2008年の新島襄生誕165周年記念東京公演に続く三回目の公演であるが、この能は、新島の「良心の全身に充満したる丈夫(ますらお)の起り来らん事を」などの大切な言葉が多く使われ、新島の人格、精神をよく表している。新島の人となりや、彼の壮大で崇高な理想や夢を、学生や用務員を通じて鮮明に描写するこの能は、新島の激動の生涯に想いを馳せることができ、来場者に大きな感動を呼んだ。 新島の志と同志社の将来に対する深い愛に満ちたこの作品を多くの方々にご鑑賞いただくことができ、新島精神、同志社精神を広く皆様に理解いただく良い機会となった。ご来場いただいた皆様にお礼を申し上げると同時に、準備段階からご尽力をくださいました「庭上梅」名古屋公演を支援する会の皆様、関係者の皆様にも厚くお礼申し上げます。 |
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