学校法人同志社 HOME > News一覧 > 「新島襄海外渡航の地碑」碑前祭を開催しました

2013.10.1 「同志社創立者新島襄先生寄港の地碑」碑前祭が執り行われました

10月1日(火)、青森県風間浦村の海峡いさりび公園内で、風間浦村主催による「同志社創立者新島襄先生寄港の地碑」碑前祭が、大谷實総長をはじめとする法人関係者、中村友一校友会副会長、校友会・同窓会青森県支部の方々、地元の方々、約40名が出席のうえ執り行われた。

風間浦村と同志社との関係は、1864年、創立者新島襄が函館を目指して航海中に、北風と激しい潮流を避けるために風間浦村に寄港したことがきっかけとなっている。新島は航海中に記した「函館紀行」に風間浦村への寄港について触れているが、日本の将来を憂い、大志を抱きつつも大きな不安をも感じながら航海していた新島にとって、名湯下風呂温泉での滞在は、ひとときの安堵を与えると共に今後の人生への勇気を与え、それによって、同志社創立への歩みが始まったとも言えるのである。

このような縁により、風間浦村は「同志社創立者新島襄先生寄港の地碑」を1992年に海峡いさりび公園内に建立、毎年、総長をはじめ法人関係者が出席のうえ碑前祭が執り行われるとともに、風間浦中学校と同志社中学校の交流、並びに同志社大学の留学生と同村の小学生・中学生との交流などの事業が継続されてきている。

昨年度は、交流20周年を記念した「学校法人同志社・風間浦村交流20周年記念式典/同志社フェアin風間浦村」が開催され、「風間浦村と学校法人同志社との連携協力に関する包括協定」も締結されている。今回の碑前祭においても、新島によって結ばれた風間浦村と同志社の交流を、今後いっそう充実・発展させていくことを双方が改めて確認する絶好の機会となった。

当日の様子

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