立石信雄氏(元オムロン株式会社代表取締役会長)から同志社各中学校・高等学校の英語力強化のために多額のご寄付のお申し出があり、2015年5月12日(火)有終館担当理事室にて立石ファンド寄付金贈呈式を執り行いました。
当日は、北法人事務部長司会のもと、始めに大谷総長から、この寄付に対しての厚い感謝とともに、国際化推進プログラムの近況報告があり、「今年度は5年目の最終年度となるため、成果報告会を実施し、更なるグローバル化へのきっかけとしたい。」と挨拶がありました。続いて、寄付者である立石氏から昨年度の取組みに関しての謝辞とともに、この寄付の経緯説明があり、「指導して頂いている先生に厚く感謝している。委員会を開催し、緻密な計画を立て、各種プログラムを実施されている。今まさにその成果を実感しているところである。今後は幼稚園から大学まで存在する同志社の一貫教育のメリットを活かし、幼稚園・小学校段階から英語教育に力を入れて頂きたい。」と述べられました。その後、立石氏から目録が贈呈され、大谷総長から感謝状と記念品が贈呈されました。続いて、水谷理事長からは、「英語の同志社の原点は、同志社英学校にある。同志社英学校は、英語を教えるのではなく、英語で教える学校であったことを記憶に留めるべきである。今後、立石ファンドによって育った中高生が大学のグローバル化に貢献されることを期待している。また、立石様には社友を受けて頂いた。今後も大所高所からご指導頂きたい。」と謝辞を述べられました。最後に、各中学校・高等学校の教諭から立石ファンドによる国際化推進プログラムの事業報告とお礼があり、贈呈式を終えました。
今年度さらに充実した取組みを行うことで、各中高生徒の英語能力の向上を図るとともに、国際感覚豊かで国際社会に貢献できる生徒を育成することが大いに期待されます。 |