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2015.11.29  創立140周年記念式典を執り行いました

 

 「創立140周年記念式」が11月29日、9時から大学神学館礼拝堂において挙行された。

 式は、高橋聖子女子大学嘱託講師の奏楽、木村中学校・高等学校長の司会進行により、讃美歌「21-412」の斉唱、石川立大学キリスト教文化センター所長による聖書朗読ならびに祈祷に続き、村田晃嗣大学長が「同志社設立の始末」を朗読した。「同志社設立の始末」は、幕末に函館から脱国し、アメリカで学び、大学設立の志を抱いて帰国した新島襄が、山本覚馬とともに京都で同志社を結社し、1875(明治8)年11月29日、同志社英学校を設立した始末の大略である。一同が新島襄、山本覚馬、宣教師デイヴィス、同志社英学校開校時の8名の生徒、そして新島襄の妻八重をはじめとした関係者に思いを馳せた。

 大谷實総長の式辞では、140年の歴史を振り返り、多くの困難を一つ一つ克服して今日の同志社を築いてきた教職員に対する感謝の意が表明された。また、「学園全体が大きく進んでいる中、今後は一貫教育をさらに推進し、ソフト面の整備をより一層充実させ、同志社の教育・研究の水準を世界のトップレベルまで引き上げていきたい。また、キリスト教主義・自由主義・国際主義を基礎とした良心教育の伝統を大切にし、その理念を通じて同志社が今後さらなる飛躍を遂げるため、良心教育の中身を現代的に問い直し、その実現に向けてより一層の努力をし、この良心教育を同志社ブランドとして充実させていきたい」と述べられた。

 そして、一同が永眠者に記念黙祷を捧げ、カレッジソングを斉唱したのち、頌栄「21-27」、続いて山本真司国際中学校・高等学校宗教センター主任の祝祷が行われた。最後に、水谷誠理事長から永年勤務者に対して表彰状と記念品の贈呈が行われ、式は締めくくられた。

当日の様子

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