学校法人同志社 HOME > News一覧 > 創立者永眠の日 早天祈祷会を執り行いました
同志社の創立者新島襄永眠の日である1月23日(土)7時から、若王子山頂にある同志社墓地において早天祈祷会が執り行われた。 女子大学才藤千津子宗教主任の司会により黙祷を捧げ、女子大学加賀学長の「同志社の自由主義」と題した奨励が行われた。奨励では、新島襄の自由概念は同時代の自由民権論者とは少し異なり、選択の場面で神の意志に従う良心に制約された自由であること、それは人間の悪を見据えた節度ある慎み深い自由であること、この点に同志社における自由の独自性があるということが語られ、新島の墓前で一同は改めて同志社の自由主義に思いを馳せた。 今年は早朝の身が引き締まる寒さの中295名が集い、とりわけ学生・生徒の参加者が大勢見受けられ、141年間受け継がれてきた同志社創立の思想が、変わらず全同志社人の心に根付いていることを強く感じさせられる早天祈祷会であった。