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2018.1.13 良心教育に関するシンポジウムを開催しました

 

2018年1月13日、大学良心館107教室において、同志社建学の精神ともいえる‘良心教育’に関するシンポジウムが開催された。冒頭八田総長・理事長から「第5回目となる今回は、同志社そして教育が地域と共にどのようにあるべきかを、地域住民、卒業生、学生、保護者、教職員と共に考える機会として、‘地域共生社会’をテーマに開催する」との趣旨説明及び挨拶があった。

続いて、潮谷義子スペシャルオリンピックス日本・熊本理事長から「キリスト教主義教育の今日的意義や役割」と題した基調講演がなされ、‘競争できるだけの知・徳・体をもつことは重要ではあるが、個人のためではなく、隣人のために何ができるかを考えられるようになるべきである’や‘障がいのある人を特別視するのではなく、先達であると思うこと’などの重要性についてのお話があった。

休憩を挟んだ後、「良心教育と地域共生社会の構築」のテーマで、コーディネータに上野谷加代子大学社会学部社会福祉学科教授、パネリストに卒業生である櫛田匠社会福祉法人みねやま福祉会理事長、佐甲学社会福祉法人全国社会福祉協議会児童福祉部長、空閑浩人大学社会学部社会福祉学科教授と講演者である潮谷氏も加わってパネルディスカッションが進められた。

‘あきらめないことの大切さ’、‘知ることで優しさが生まれる’、‘つながりの大切さ’や‘人一人は大切である’など、「教育」と「実践」を結びつけて取り組まれてきたパネリストらによるお話に約80名の参加者は興味深く聞き入り、予定の時間ぎりぎりまで活発な意見交換・質問がなされた。結びに、上野谷コーディネータから‘助けられ上手であろう。だからこそ、多くの人が助けあうのである。それは、たすけ上手であるとも言える’との言葉で締めくくられ、同志社にとって、非常に意義深い一日となった。

※当日の模様は下記ホームページにおいて、動画をご覧頂けます。
 >>良心教育に関するシンポジウム 動画

 

 

当日の様子

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