11月29日（金）午前9時から、若王子山頂にある同志社墓地において創立144周年同志社創立記念日祈祷会が執り行われた。

　生井知子女子大学宗教主任の司会により祈祷会が始まり、山下智子女子大学宗教主任の聖書朗読・祈祷の後、飯田毅女子大学長の「I will become a public beggar（私は公然と物乞いになり）」と題した奨励が行われた。創立当初の新島襄の並々ならぬ覚悟と不退転の決意、そして信仰に思いを馳せるひとときとなった。今日、私たちが直面する諸課題に忍耐強く対峙する知恵を分かち合った。

　その後、八田英二総長・理事長及び松岡敬大学長による祈祷を通して、励ましを与えられ、「頌栄」斉唱、黙祷により、同志社創立記念日祈祷会は締めくくられた。

　今年は284名の園児・児童・生徒・学生・教職員から卒業生に至るまで幅広い年齢層の人々が墓前に集った。

　同志社創立の精神が、今後も受け継がれていくことを感じられた祈祷会であった。