第10回同志社 英語大会 −立石杯− Recitation & Speech Contestを、今年度は新型コロナウイルス感染症対策として、事前に暗唱・スピーチ動画を録画し、配信する形式で開催しました。
学校法人同志社では、立石信雄氏から多額のご寄付をいただき、英語能力の向上を図るとともに国際感覚豊かで国際社会に貢献できる生徒の育成を目的として、各種プログラムを実施しています。その国際主義教育の一環として、英語大会を実施しており、今年度も法人内という枠を超え、新島学園とヴォーリズ学園にもご参加いただきました。
開会時挨拶では、大会を開催するきっかけをいただいた同志社社友である立石信雄氏からの「結果が全てではなくこの大会に向けた努力は、決して無駄に終わることはなく、皆さんの人生にとってプラスになるはずであり、是非とも自信をもって今後の生活に活かしていただきたい。そして、本大会に向けて努力を重ねたことに誇りをもって同志社、そして日本のために今後も頑張っていただきたい。」との激励のメッセージを八田総長・理事長からご紹介いただきました。
大会当日は、小学生の部(Recitation Section)6名、中学生の部(Recitation Section)D(Domestic Division)部門13名、中学生の部(Speech Section)I(International)部門2名、高校生の部(Speech Section)D部門8名・I部門4名の計33名の発表者が出場しました。
佐伯林規江審査委員長(女子大学学芸学部教授)から、小学生の部では、「大変な労力と時間をかけて練習したことを感じた。英語大会が終着点ではなく出発点として、世界中に素晴らしいプレゼンテーション力を発信していってほしい」との講評があり、中学生の部、高校生の部では、「発表のクオリティの高さに本当に感動し、日々の英語に対する意識の高さ、伝えたいという気持ちと熱意、そしてコミュニケーション力の高さを感じた」との講評がなされました。また、参加された児童・生徒に対して今後の英語の勉強に対する激励がなされた後、ご指導された先生方、ご家族の皆様のご支援に対する謝辞を述べられました。
今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、急遽録画形式のオンライン開催となったにも関わらず、例年と変わらない活気に溢れた大会となりました。
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