2021.11.21 創立146周年記念礼拝を執り行いました
学校法人同志社創立146周年記念礼拝が11月21日(日)に同志社礼拝堂で行われました。説教者に社会学部准教授マーサ・メンセンディーク先生を迎え、「同志社と『アロハ・スピリット』」と題してメッセージをお聞きしました。 「アロハ」はハワイ語で「相手の息、相手の存在を認め迎え入れる」ことを意味する奥深い言葉であり、「アロハ・スピリット」とは「アロハ」を実践することです。ハワイにはこの精神が根付いていて、多様な人々が共存する多文化共生が成功している社会です。このハワイと同志社の関わりは多岐に渡っていますが、同志社出身の牧師がハワイに赴き、新島の精神を受け継いで日系社会の人たち、また底辺に生きる人たちを支え働いた歴史があります。その働きは、同志社の将来を考える上で心に留めておくべきことです。 この志は現在も同志社の卒業生や現役の学生に受け継がれ、アロハ・スピリットとして実践されています。このスピリットをこれからも同志社の教育で大切にし、新たな時代に貢献できる人々を育てていくことが私たちに託されていることだと思いますと、メンセンディーク先生は語られました。同志社の教育の心柱に深く思いを巡らすことのできた礼拝でした。 |