2021.11.29 創立146周年記念式を執り行いました
「同志社創立146周年記念式」が11月29日11時から大学神学館礼拝堂において挙行された。 式は、高橋聖子女子大学嘱託講師の奏楽、中村久美子女子中学校・高等学校長の司会のもと、越後屋朗大学キリスト教文化センター所長による聖書朗読ならびに祈祷に続き、植木朝子大学長が「同志社設立の始末」を朗読した。「同志社設立の始末」は、幕末に函館から脱国し、アメリカで学び、大学設立の志を抱いて帰国した新島襄が、山本覚馬とともに京都で同志社を結社し、1875(明治8)年11月29日、同志社英学校を設立した始末の大略である。一同が新島襄、山本覚馬、宣教師デイヴィス、同志社英学校開校時の8名の生徒、そして新島襄の妻八重をはじめとした関係者に思いを馳せた。 八田英二総長の式辞では146年の歴史を振り返り、これまで本学の教育事業に貢献してきた教職員に対する感謝の意が表され、今後のさらなる発展のため、引き続きの力添えを求められた。また、「この1年半、同志社を取り巻く大きな環境変化といえば、やはり新型コロナウイルス感染拡大を挙げざるを得ません。Withコロナが日常となりつつある今、教育現場にも新たな発想での対応が求められています。2025年に同志社は創立150周年の節目を迎えます。既に創立150周年記念事業委員会が立ち上がっています。記念事業委員会のもとには未来創造プロジェクトが組織され、様々な記念事業が企画されています。未来への展望を確固なものとし、同志社教育のさらなる充実を目指すためにも、皆様の主体的な参加を心からお待ちしています。」と述べられた。 引き続いて、一同が永眠者に記念黙祷を捧げ、桜井希中学校・高等学校宗教主任の祝祷が行われた。最後に、八田英二理事長から当日出席された永年勤務者14名に対して表彰状と記念品の贈呈が行われ、式は締めくくられた。 |