11月29日（水）午前9時から、若王子山頂にある同志社墓地において創立148周年同志社創立記念日祈祷会が執り行われた。

 大倉真人女子大学宗教部長の司会により祈祷会が始まり、山下智子女子大学宗教主任の聖書朗読・祈祷の後、小�ｱ眞女子大学長の「愛以貫之〜分断と対立に抗い〜」と題した奨励が行われた。人ひとりが大切であり、尊重されるべきだといわれる中で、共通のいのちとして見るのではなく、背後にある違いに目を向け、他者を認め合うべきだという新島襄の愛に根ざしたつながりの魅力について語られ、改めて新島精神に思いを馳せるひとときとなった。
 その後、八田英二総長・理事長、植木朝子大学長及び小�ｱ眞女子大学長等による祈祷を通して、励ましを与えられ、「頌栄」斉唱、黙祷により、同志社創立記念日祈祷会は締めくくられた。

 今年は170名の生徒・学生・教職員から卒業生に至るまで幅広い年齢層の人々が墓前に集まられた。

 同志社創立の精神が、今後も受け継がれていくことを感じられた祈祷会となった。