2023.11.29 創立148周年記念式を執り行いました
「同志社創立148周年記念式」が11月29日11時から大学神学館礼拝堂において挙行された。 式は、高橋聖子女子大学嘱託講師の奏楽、中澤圭中学校・高等学校長の司会のもと、村上みか大学キリスト教文化センター所長による聖書朗読ならびに祈祷に続き、植木朝子大学長が「同志社設立の始末」を朗読した。「同志社設立の始末」は、幕末に函館から脱国し、アメリカで学び、大学設立の志を抱いて帰国した新島襄が、山本覚馬とともに京都で同志社を結社し、1875(明治8)年11月29日、同志社英学校を設立した始末の大略である。一同が新島襄、山本覚馬、宣教師デイヴィス、同志社英学校開校時の8名の生徒、そして新島襄の妻八重をはじめとした関係者に思いを馳せた。 八田英二総長の式辞では、148年の歴史を振り返り、同志社設立に至る新島襄の軌跡について紹介されたうえで、「本日の同志社があるのは、新島の志を受け継ぐ教職員が手を携え、良心教育の灯を深く掲げて、教育事業を展開したお陰だと私は考えております。本年のこの創立記念式で永年勤務者として表彰される教職員のみなさまに、学校法人同志社総長・理事長として改めて御礼を申し上げたいと思います。教育環境が厳しさを増す中、25年にわたる皆様のご奉職により、同志社は順調に発展を遂げて参りました。みなさまには、今後とも、お身体には十分に留意をしていただき、それぞれの持ち場で職分を全うされることを心からお願いをしたいと思います。」とこれまで本学の教育事業に貢献してきた教職員に対し、謝辞を述べられた。 引き続いて、一同が永眠者に記念黙祷を捧げ、生田香緒里女子中学校・高等学校宗教主任の祝祷が行われた。最後に、八田英二理事長から当日出席された永年勤務者に対して表彰状と記念品の贈呈が行われ、式は締めくくられた。 |