2月23日(金・祝)、同志社ローム記念館劇場空間において第20期プロジェクトの今年度の活動の集大成となる最終成果報告会が開催されました。
同志社ローム記念館では、活動や成果を評価し、最もすばらしいプロジェクトに対して「同志社ローム記念館大賞」を授与しています。
今年度のプロジェクトは「DERC CanSat プロジェクト」「同志社バーチャルキャンパスプロジェクトD-verse」「TOMONI」「センサー街道プロジェクト」「きょうからきもの」「NGEプロジェクト」と、企業連携ショート・プロジェクトの「AGRI-PASS」の7件でした。
前半は劇場空間にて各チーム10分間のプレゼンテーションと5分間の質疑応答が行われました。今年度の活動過程と成果を十分に伝えるため、動画等を用いた演出にも力を入れ、どのチームも工夫を凝らし、熱のこもった発表となりました。
後半は会場を移し、活動内容や成果物が展示された各プロジェクトのブースを巡ってメンバーに質疑を行う質問タイムが設けられました。アプリケーションやロボット、動画作品など完成度の高い成果物に、審査員や他のプロジェクトメンバーから様々な質問が寄せられ、熱心に答えるメンバーの姿が見られました。
賞の選考には外部審査員、同志社ローム記念館プロジェクト運営委員、同WG委員があたり、5つの賞が授与されました。
同志社ローム記念館大賞は学校法人同志社150周年記念事業の一環として昨年度に引き続き活動している「同志社バーチャルキャンパスプロジェクトD-verse」が受賞し、建物の再現度を高めるだけでなく、今年度追加された機能や改善点が効果的であったこと、法人内各学校の学生・生徒が多数参加し、ALL DOSHISHAの共修環境のもと高い成果を達成することができた点が評価されました。
また本プロジェクトは、果敢なチャレンジ精神のもと、全国・世界に誇れる活動を展開したプロジェクトに贈られる「同志社総長賞」とのダブル受賞となりました。
優秀賞の「AGRI-PASS」は、農作業現場において課題となっている農作業労働力の供給に着目し、商学部・理工学部の高度な連携のもとICT技術を駆使したシステム開発により具体的な解決策を提案したことが高い評価を得ました。
最後に、小板 隆浩同志社ローム記念館プロジェクト運営委員会委員長(大学理工学部教授)から「今年はいずれもすばらしいプレゼンテーションだった。目標達成に向けて高いレベルの活動を実施してきたことが伺えた」と総評が述べられました。
受賞したチームは以下の通りです。
■同志社ローム記念館大賞 ■同志社総長賞
「同志社バーチャルキャンパスプロジェクトD-verse」
リーダー 上田 愛実(女子大学現代社会学部3年次生)
プロジェクト責任者 大久保 雅史(大学理工学部教授)
■優秀賞
「AGRI-PASS」
リーダー 羽原 照玲紗(大学商学部4年次生)
プロジェクト責任者 太田原 準(大学商学部教授)
■外部審査員特別賞 ■学生間相互評価賞
「センサー街道プロジェクト」
リーダー 村岸 秋生(大学理工学部2年次生)
プロジェクト責任者 奥田 正浩(大学理工学部教授)
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