2013.1.11 第17回同志社国際主義教育講演会を開催しました
1月11日(金)、寒梅館ハーディーホールにおいて、ハーブ研究家でベニシアインターナショナル英会話スクール代表のベニシア・スタンリー・スミス氏を講師にお迎えし、「Staying Young〜いつまでも若々しく,健康でいるために〜」の演題で第17回目の同志社国際主義教育講演会を開催した。 講師は、故郷・イギリスでの生い立ちから、現在の京都・大原での暮らしに至るまでをスライドを使用して紹介された。京都で暮らす前までは、イギリスの家族の事、生家であるケドルストンホールの事、インドに渡った時の事、日本の暮らし等について話をされた。特に離婚に際して、子供にとって両親が敵対関係になることは一番辛いことであることから、「夫婦」をやめて「友達」になることで、協力して乗り越えられた、とご自身の経験をもとに述べられた。 次に、京都・大原での暮らしについては、ハーブの説明も交えながら、テレビでお馴染みの生活をご紹介された。その中では、特に散歩の重要性について触れ、若返りのためには歩くことが大事であり、脳細胞の活性化にも良いため、1日30分〜1時間は散歩を行う事が必要であること、特に坂道を歩き、はぁはぁと息があがることに効果があると述べられた。また、夜更かしを避け、早起きする事の素晴らしさに加え、食事について朝は多く食べ、夜は少なめにすることが良い等の健康法についても笑いを交えながら語られた。 終わりに、「最後の一週間」として、メッセージを述べられた。「もし余命一週間との宣告をされた場合には、その一週間、文句は言わずに感謝を伝えたいと思うのではないか」とお話になられ、「しかし、なぜその最後の一週間にならなければその心境になれないのか。日々、今を生き、今を感じることが重要。」なのだと今を生きることの大切さについて述べられ、講演を終えられた。 当日は、一般市民、学生など約250名が参加し、自然に囲まれた生活で考える環境への思いや、講師の実体験に基づく様々な話題による講演に熱心に聞き入り、質疑応答も活発に行われ、盛況のうちに講演会を終了した。 |