教育の概要:同志社女子中学校・高等学校
教育方針と特色
「地の塩」「世の光」として「奉仕」する女性を育成
創立以来、キリスト教に基づく良心教育を大切にしています。毎朝の礼拝は中学入学から高校卒業まで延べ1千回に及びます。自分を見つめ、他者を尊重し、苦しみ悲しむ人々に心をよせる、…そのような祈りの時を重ねながら、やがて「地の塩」「世の光」として社会の様々な場所で「奉仕」する女性が育てられていきます。すべての行事が女子生徒たちの力で運営されます。特にクリスマスページェントは毎年全校生徒が心を合わせて守っています。
カリキュラムの特徴
2つのコース制 一人ひとりの進路目標に対応
従来の課程を踏襲するリベラル・アーツ(LA)コースに加えて、英数理系科目を重点的に学ぶワイルド・ローヴァー(WR)コースを2003 年度より設置。中学では週5日間をLA・WR 混成クラスで基礎学力の定着を図り、土曜日のWR 特別授業で発展的な内容に取り組んでいます。高校1年次からコース別課程となり、LAコースは2年次までで幅広く学んだ上で、3年次には希望に応じた教科や探求型の授業を重点的に学習。WR コースは理系進学を目標に実力の養成を目指しています。
国際理解
語学力とグローバルなリーダーシップを養成
中学ではアメリカのヌエバ・スクールとの交換留学やオーストラリアのシドニーでの語学研修を希望者対象に実施し、異文化理解を深めています。高校ではイギリスのモーバンカレッジでの語学研修を実施。ソーシャルプログラムなどイギリスの文化や歴史に触れる多彩なプログラムを通して、コミュニケーションの手段としての語学を学びます。また、次世代のグローバルな女性リーダー育成を目的とするアメリカ名門女子大学スミスカレッジサマープログラムにも参加しています。
課外活動
多様な個性の伸長
文科系21クラブ、運動系11クラブ。ほとんどの生徒たちがクラブ活動に参加し、学年を超えて交流。力を合わせ、共に汗を流す経験を通して、チームワークやリーダーシップを身に着けています。アーチェリー・硬式テニス・ワンダーフォーゲルはインターハイ出場。特にアーチェリーは日本代表選手として国際大会にも出場を果たしています。また、マンドリンクラブは全国高校ギター・マンドリンコンクールにて毎年高い評価を得ています。